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自然エネルギーは、政策によって普及のための前提条件を整えることで多様なステークホルダーが市場に参入し、導入が加速します。目標値の設定、固定価格買取制度をはじめとする規制、税制措置、情報キャンペーンといったさまざまな政策手法を組み合わせ、国・地方自治体・地域コミュニティのそれぞれで取り組みを進めていくことが必要です。ISEPは、国内外の研究者、実務家と共に自然エネルギー政策の研究・提言を進めています。

電力・エネルギー需給の見える化Webサイト「ISEP Energy Chart」英語版公開

当研究所は、電力・エネルギー需給の状況の見える化Webサイト「ISEP Energy Chart」の英語版を公開しました。このWebサイトを通じて、海外の研究者、メディア、大学生・大学院生、市民向けに日本の自然エネルギーの発展などの情報提供を強化してまいります。

ISEP Energy Chart(英語版)- isep-energychart.com/en/

2011年以降、日本の電力・エネルギーを取り巻く状況は福島第一原子力発電所事故、固定価格買取制度、電力システム改革などにより、目まぐるしく変化しています。そうした急速な変化をデータから可視化する試みとして、当研究所は2018年2月、電力・エネルギー需給の状況の見える化Webサイト「ISEP Energy Chart(日本語版)」を公開しました。同サイトのコンテンツは、電力の需給状況を中心に、多くの研究者やメディアから引用されたほか、講演やイベントでの情報提供などに活用されてきました。

一方、こうした日本のエネルギー政策・市場に関するデータの可視化は、国際的にも関心が高いものの、日本語以外で発信されている情報はきわめて限定的です。そのため、当研究所は、ISEP Energy Chartの英語版を公開し、日本のエネルギー政策・市場に関心を持つ海外の研究者や市民への情報提供を開始しました。

今回の ISEP Energy Chart 英語版の公開を通じて、当研究所は海外の研究者、メディア、大学生・大学院生、市民に向けて、日本の自然エネルギーの状況を見える化してわかりやすく伝えるとともに、世界全体のエネルギー転換を進めるための比較研究に貢献してまいります。

ISEP Energy Chart英語版の機能について

現在、英語版には日本語版と同様に下記の機能があります。

  • 発電量の推移 ‒ 電源種別の発電量を時間軸上に積み上げて表示します。
  • 電源構成 ‒ 指定した期間の電力量の電源構成比を円グラフで表示します。
  • 累積設備導入量 ‒ 自然エネルギー設備(電力・熱)の累積導入量を年次の棒グラフで表示します。
  • 探索 ‒ 指定したエリアと期間の自然エネルギー発電の最大・最小記録を探索することができます。
  • Blog ‒ 注目すべきデータについて、グラフをもとに解説記事を投稿します。

今後の展開について

今後、以下のデータやレポートを公開していくことを検討しています。

  • 固定価格買取制度の買取価格や導入量、認定量などのグラフ化
  • 年度ごとの注目すべきデータをまとめたレポート

*本プロジェクトは、公益財団法人損保ジャパン日本興亜環境財団「2017年度環境保全プロジェクト助成」および平成29年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開始しました。

このプレスリリースに関するお問い合わせ

認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
お問い合わせ:フォームはこちら
TEL: 03-3355-2200  FAX:03-3355-2205
担当:山下

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