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スマートエネルギーシステムによる熱の脱炭素化の最前線(10/20 シンポジウム)

4DHフォーラム国際シンポジウム

スマートエネルギーシステムによる熱の脱炭素化の最前線

※資料および録画を公開しました。

世界的な脱炭素化の動きの中で地域での自然エネルギー100%への転換が進み始めています。デンマークなど欧州各国では早くからスマートなエネルギー利用のために地域分散型の地域熱供給などのスマートエネルギーシステムを各地域に導入し、自然エネルギー100%へ向けたエネルギー転換をいち早く進めて来ました。この国際シンポジウムでは、欧州での先進的な第4世代地域熱供給やスマートエネルギーシステムへの具体的な取り組みについて国際的な第一人者であるヘンリク・ルンド教授から聞くとともに、世界で進む地域エネルギーの脱炭素化への最前線や日本国内での地域の脱炭素化への取り組みなどについて情報を共有し議論します。

日時:2023年10月20日(金)14:00~16:00(13:30開場)
会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター ホール5C(定員70名)&オンライン(Zoomウェビナー)
主催:NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)
共催:一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会
協賛:自然エネルギー100%プラットフォーム
後援:一般社団法人日本太陽エネルギー学会
協力:デンマーク大使館
助成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
参加費:無料(要申込)

プログラム

開会挨拶

基調講演「スマートエネルギーシステムと第4世代地域熱供給(4DH)」[資料(日本語訳)]

“Smart Energy System and 4GDH for decarbonization” [資料(英語)]

Henrik Lund(オールボー大学 教授)

パネル討論「熱の脱炭素化に向けた地域の取組み」
コーディネータ: 飯田哲也(ISEP所長)

報告1:田島誠(ISEP理事/(株)オーリス)「脱炭素先行地域での4DHの取組み」[資料]

報告2:中田俊彦(東北大学 教授)「脱炭素をドライブさせるエネルギーデザインの理論と実践~地域エネルギー需給データベースと地域での取組み」[資料]

報告3:加用現空(東京都市大学 准教授)「PED ”Positive Energy District”への取組み」[資料]

ディスカッション

閉会挨拶

※字幕機能による日本語字幕が可能です。

【プロフィール】

ヘンリック・ルンド(オールボー大学 教授)

デンマークのエネルギー計画と政策立案に関与し、欧州でのいくつかの大規模な研究プロジェクトを率いてきた。オールボー大学内に4DHセンターを創設し、2015年より4DHやスマートエネルギーに関する国際会議を主宰するなど第4世代地域熱供給の第一人者。デンマークに関する100%再生可能エネルギー将来計画の作成にも関与している。

 

「第4世代地域熱供給4DHフォーラム」について   https://www.isep.or.jp/4dh-forum/

自然エネルギーの熱政策の実現や熱利用の普及のための調査・研究・意見交換・交流の場として、環境エネルギー政策研究所(ISEP)では、デンマーク関係機関との協力のもとで、関連する研究者・行政・NGO・企業などで構成される「第4世代地域熱供給フォーラム」(略称:4DHフォーラム)を2018年10月に立ち上げました。パリ協定の実現に向けたEU温熱ロードマップの基礎を担ったデンマーク・オールボー大学とその関連機関が提唱する「第4世代地域熱供給」について、直接的な交流、国内外での会議への参加や研究会・ワークショップなどを開催することで知見・経験の共有を図るとともに、国内での自然エネルギー熱利用普及のためのネットワーク形成や知見の共有を目指しています。