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【国会エネ調】国会エネルギー調査会(準備会)第49回

 

■ 概要

発送電分離(法的分離)などを盛り込み、電力システム改革の「総仕上げ」と位置付けられる第3弾法案が国会で審議をされています。第1弾(広域系統運用機関設立)、第2弾(小売全面自由化)の施行、詳細設計の検討も進んでおり、今年4月1日には電力広域的運営推進機関が発足、来年2016年には電力小売が全面自由化されることになります。
一方で、第3弾法案では発送電の所有権分離には至らず、実施時期も2020年と最も遅いスケジュールが採用されています。加えて、電力業界の懸念を背景に、実施延期も可能となる検証規定が附則に盛り込まれています。また、電力自由化で競争力を失う原発について、「事業環境整備」という名の支援・優遇策が検討されています。
さらに、再エネ「接続保留」問題でも課題となっている地域間連系線の活用、消費者が選択するための説明・表示のあり方など、運用の具体的中身が重要です。
消費者が真にエネルギーを選べるのか、分散型エネルギーシステムを後押しできるのか、電力システム改革を名ばかりにしないために、課題を整理し、検証します。

■ 日程・テーマ等

<日時>
2015年5月21日(木)16:00〜18:00
<場所>
衆議院第2議員会館第3会議室(B1階)※通常と異なります
<共催>
国会エネルギー調査会準備会有識者チーム、超党派議員連盟「原発ゼロの会」
(※本イベントは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催しています。)
<テーマ>
電力システム改革の現状と展望〜真にエネルギー選択をできるために〜
<プログラム>
・説明
資源エネルギー庁
・論点整理・提起
松原弘直(環境エネルギー政策研究所主席研究員)他
・討議・意見交換
出席国会議員、有識者を交えて
・出席予定者
国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会準備会有識者チームメンバー

■申し込み方法
プレスおよび一般傍聴を募集します(プレス:人数制限なし、一般傍聴:15名)。国会エネルギー調査会(準備会)事務局の傍聴申込みフォーム(http://goo.gl/forms/XrL26HF3EE)にて必ずお申込みください。なお、今回は衆議院第2議員会館第3会議室での開催となるため、人数等の関係上、事前申し込みがない場合、ご参加いただけない可能性があります。

■映像・資料公開
資料・動画はこちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/10023)からご覧いただけます。

■リンク
→プレスリリース本文(Web)はこちら
→国会エネルギー調査会準備会についてはこちら