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【イベント】シンポジウム「日本におけるバイオマスに持続可能な利用促進のために~適切なFIT制度設計のための原理・原則~」

バイオマスなど再生可能エネルギー電力利用促進のための、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(再生可能エネルギーの固定価格買取制度、FIT)が2011年8月に成立し、2012年7月より施行される予定です。
バイオマス利用拡大の際に、森林生態系などの保全や、トータルでの温暖化ガス排出が化石燃料と比較して一定水準以下に抑えるといった配慮に欠けると、かえって生態系を破壊し気候変動を悪化させるおそれがあります。
英国では2011年4月に固体バイオマスの持続可能性基準が施行され、EUにおいても土地利用転換や間接影響を含む、固体バイオマスのLCAデータの蓄積と議論が進んでいます。
本シンポジウムでは、これまでのリサーチやこの問題に関心を持つ環境団体間における議論をもとに、日本におけるバイオマスの持続可能な利用促進のための原理・原則について議論を行い、日本のFIT制度への貢献を目的として、開催します。

これまでの環境団体間における議論をもとにした提言文書概要版提言文書背景文書です。

※多数の方よりお申し込みを頂いたため、会場が変更になりました。ご来場の際には、どうぞご注意ください。

日時: 2012年3月19日(月) 13:30~17:30

会場: 新橋会議室8E会議室(東京都港区新橋2-12-15 田中田村町ビル8F)
内幸町駅より徒歩1分、新橋駅より徒歩4分
http://www.kaigisurunara.jp/shinbashi.html
※最初のご案内と、会場が変更になりました。

主催: 三菱UFJリサーチ&コンサルティング、バイオマス産業社会ネットワーク

協力: 環境エネルギー政策研究所(ISEP)、WWF ジャパン、国際環境NGO FoE Japan、
ペレットクラブ、ジャパン・フォー・サスティナビリティ、(財)地球・人間環境フォーラム

参加費: 無 料

お申込み先: バイオマス産業社会ネットワーク http://www.npobin.net/apply/index.html

プログラム(一部調整中):

(1) 講演
相川高信(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
「バイオマスの持続可能な利用のための基本原則」

マイケル・ノートン氏(信州大学経営大学院)
「EU及びイギリスにおけるバイオマスの持続可能性問題の最新動向」

古俣寛隆氏(北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場)
「バイオマス利用のLCA分析事例と今後の研究課題」

梶山恵司氏(富士通総研経済研究所)
「バイオマスと日本林業のポテンシャル」

(2) パネルディスカッション
パネラー:泊みゆき(バイオマス産業社会ネットワーク)
添谷稔氏(林野庁木材利用課課長補佐)
松原弘直氏(環境エネルギー政策研究所)
古俣寛隆氏(北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場)
司  会:相川高信(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

※シンポジウム終了後、懇親会を18:00-19:30で予定