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国会エネルギー調査会(準備会)第101回

2月10日に閣議決定された「GX実現に向けた基本方針」および「GX推進法」。
昨年7月より、5回に渡って実行会議が開催されてきました。第2回会議(8月)において突如、安定した電力供給を理由に原子力推進に舵が切られたことを受けて、この間の国会エネ調(準備会)では、原発回帰ではなく、原子力に依存しない再生可能エネルギー中心のエネルギー体制の確立こそ先決であると提言してきました。
しかしながら、問題はGX推進法だけではありません。東電福一事故後「原子炉等規制法」で定められた運転期間(「40年ルール」等)を「電気事業法」に移行させるべく「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案(GX脱炭素電源法)」の議論も進んでいます。他方原子力規制委員会では、委員の中から経年劣化等の観点から、運転期間の廃止に反対意見が出て異例の採決となりました。こうした事態に2月17日に首相から経産・環境両大臣に対し、国民へ丁寧な説明をするように指示が出され、閣議決定は延期されています。果たして「規制と推進の分離」という事故の教訓はどこに行ってしまったのでしょうか。今回は政府のGX推進と原発回帰の問題点と政策決定の課題について徹底討論します。

日程・テーマ等

日時:2023年3月2日(木)16:00~18:00
場所:衆議院第2議員会館第8会議室(※ハイブリッド開催)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」
テーマ:政府GX政策を問う

プログラム

1. 報告

金子勝氏(立教大学大学院特任教授/慶應義塾大学名誉教授)

2. コメント

飯田哲也(環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長)

3. 説明

経済産業省資源エネルギー庁
(陪席:内閣官房、原子力規制庁)

4. 討議・意見交換

出席国会議員、有識者を交えて

出席予定者

国会議員(原発ゼロ・再エネ100の会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー

傍聴について

今回の国会エネルギー調査会(準備会)はハイブリッド開催となります。
記者記章をお持ちのマスコミ関係者は会場に直接お越しいただくことが可能です。それ以外のメディアの方と一般の方はオンライン会議システム(Zoom)からご参加ください。後日YouTubeにて当日の議論の模様を収録した動画を公開しますので、そちらも併せてご覧ください。

Zoom ミーティングID:881 7482 7908
パスコード:504580
URL:https://us06web.zoom.us/j/88174827908?pwd=OU16Z0JTQWNwSjJwK2dISmZNa0JKdz09

映像・資料公開

資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

  • プレスリリース本文(Web)はこちら
  • 国会エネルギー調査会(準備会)についてはこちら