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国会エネルギー調査会(準備会)第87回

原子力規制委員会は、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機の新規制基準の適合審査を終えました。今後は、管理手順をまとめた「保安規定」の補正を事務レベルで行うとしています。
そんな中、東電は東芝エネルギーシステムズと共に柏崎刈羽原発で安全対策工事を担う共同出資会社を設立する覚書を6月に結びました。また、7号機原子炉には来年3~4月に核燃料を装塡したいとの情報が漏れ聞こえ、再稼働への既成事実化が始まっています。
一方で、新潟県は「新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会」(委員長:池内了・名古屋大学名誉教授)の下、①福島第一原発の事故原因、②健康と生活に及ぼす影響、③原子力災害時の安全な避難方法に関する検証委員会が2018年に設置。①の検証を行った技術委員会が2020年9月に報告書案を発表、②③の検証結果はこれからです。
1F事故の被災者補償、廃炉など、事故を起こした東電が果たすべき責任は果たされたのか、柏崎刈羽原発における安全対策、地元同意ほか、残された課題が未解決なままで再稼働はありえるのかを議論します。

日程・テーマ等

日時:2020年11月5日(木)16:00~18:00
場所:参議院議員会館 101会議室(1階)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派「原発ゼロの会」改め「原発ゼロ/再エネ100の会」
テーマ: 柏崎刈羽原発の再稼働以前の課題~東電の原発事故の総括は済んだのか~

プログラム

1. 講演

池内 了氏(名古屋大学名誉教授/新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委員長)
佐々木寛氏(新潟国際情報大学教授/新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委員)
*池内氏、佐々木氏はZoomによるご講演です。

2. 質疑対応

東京電力、原子力規制庁、経済産業省資源エネルギー庁、内閣府

3. コメント

飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)

4. 討議・意見交換

出席国会議員、有識者を交えて

○ 出席予定者

国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー

申し込み方法

プレス・一般参加の方は、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局(阿部知子事務所担当秘書の政野(E-mail:i05272[@]shugiin.go.jp、電話:03-3508-7303、Fax:03-3508-3303))までご連絡ください。メールでご連絡の際は[@]を@に変更してご送信ください。

プレスについて

会場での取材は先着5名程度で募集します。
Zoomでの取材に関しては参加上限人数を超えない範囲で募集します。事務局からZoomのURLをお送りします。

一般参加者について

Zoom視聴者を10名程度募集しますので、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局までお問い合わせください。

なお、後日Youtubeにて動画を公開する予定ですので、こちらも併せてご覧ください。

映像・資料公開

資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

  • プレスリリース本文(Web)はこちら
  • 国会エネルギー調査会(準備会)についてはこちら