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全国ご当地エネルギーへの融資支援 第1号 飯舘電力太陽光発電事業への融資決定について

この度、全国ご当地エネルギーへの融資支援の第1号として、飯舘電力株式会社(代表取締役:小林稔、以下「飯舘電力」)の計画する太陽光発電事業(以下「本事業」)へ、城南信用金庫(理事長:渡辺泰志、以下「城南信金」)から1億5千万円の融資が決定したことをご報告いたします。

本事業は、福島第一原子力発電所の事故により放射能被害を受けた飯舘村の村民らが中心となり出資設立した飯舘電力が、再生可能エネルギーによる故郷の復興と自立を目的として計画する太陽光発電事業です。放射能の影響によって利用が困難となった農地を有効活用することと、将来のエネルギー自立等を視野に入れ、飯舘村を中心に総出力495kW(低圧10箇所の合計)の太陽光発電所を建設する計画で、今後2017年10月の竣工を目指しています。

事業に関わるファイナンスは、東京に本店を置く城南信用金庫が中心となり、本事業のために設立された特定目的会社iipower asset株式会社(本店所在地:東京都新宿区、飯舘電力の100%子会社)へ融資するものです。

この全国各地の再生可能エネルギー事業への城南信金と地域金融機関との協調融資は、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)(所長:飯田哲也)と一般社団法人全国ご当地エネルギー協会(代表幹事:佐藤彌右衛門)と城南信金との協働開発モデルとして進められてきた第1号となるもので、今回の融資を皮切りに、全国各地で複数の再生可能エネルギー事業支援を検討しています。

事業概要

  • 事業用地: 福島県飯舘村各地
  • 総出力: 495kw
  • 総事業費: 1億5千万円
  • 工事期間: 平成29年9月〜平成30年3月
  • 設備仕様: 低圧太陽光発電設備
  • 資金調達: 城南信用金庫

このプレスリリースに関するお問い合わせ

認定NPO法人環境エネルギー政策研究所 飯田・渡辺
TEL: 03-3355-2200
Fax: 03-3355-2205