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国際再生可能エネルギー機関 行動連合 ワーキンググループ共同議長就任のお知らせ

2024年4月15日 国際再生可能エネルギー機関本部(アブダビ)で開催された行動連合年次戦略会合にて、当研究所の古屋将太研究員が、新たに編成された「人々とコミュニティのエンパワーメントワーキンググループ(Empowering People and Communities Working Group)」の共同議長に就任しました。

国際再生可能エネルギー機関・行動連合(International Renewable Energy Agency, Coalition for Action)は、IRENAと民間アクターの協働を展開するプラットフォームとして2014年に発足しました。行動連合は、再生可能エネルギーの普及と迅速な導入を促進するため、業界の動向について議論し、行動を決定し、知識を共有し、ベストプラクティスを交換するための重要な国際ネットワークを形成してきました。現在では民間企業、業界団体、NGO、研究機関、政府間組織を含む140以上の主要な再生可能エネルギー関係者が参加するまでに成長しました。

当研究所の古屋将太研究員は、ステファン・ゼンガー氏(世界風力エネルギー協会)、クリスティーナ・アンドレ氏(ドイツ・市民エネルギー協会)とともに、2018年から行動連合コミュニティエネルギーワーキンググループの共同議長としてコミュニティエネルギーに関する3つのレポートの作成に携わってきました。

発足から10周年を迎えるにあたり、行動連合は3つのワーキンググループを編成しました。新たな体制では、ステファン・ゼンガー氏、ブライアン・カウマ氏(Power for All)と共に古屋が「人々とコミュニティのエンパワーメントワーキンググループ」の共同議長に就任しました。

  • 再生可能エネルギー市場と金融ワーキンググループ
    • ソニア・ダンロップ(グローバル・ソーラー・カウンシル)
    • エマーソン・クラーク(世界風力エネルギー協議会)
    • エマニュエル・ボー(On.Capital)
  • 人々とコミュニティのエンパワーメントワーキンググループ
    • 古屋将太(環境エネルギー政策研究所)
    • ステファン・ゼンガー(世界風力エネルギー協会)
    • ブライアン・カウマ(Power for All)
  • 100%再生可能エネルギーシステムワーキンググループ
    • ライナー・ヒンリヒス=ラールウェス(欧州再生可能エネルギー連盟)
    • デイブ・レネ(国際太陽エネルギー協会)

人々とコミュニティのエンパワーメントワーキンググループでは、エネルギー、ウェルビーイング、自然環境の相互関連性を視野に入れ、地域の付加価値創造、質の高い雇用、地域のオーナーシップなどを促進する解決策を模索します。また、エネルギー転換における意思決定者であり、積極的な参加者である市民の中心的役割を取り上げます。

当研究所は、IRENA行動連合での活動を通じて、引き続き、コミュニティエネルギーに関する国際的な知識・情報の集約・発信に貢献していきます。

お問い合わせ

特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP) 担当:古屋
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