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【メディア掲載】朝日新聞(朝刊)にて、「首都圏発」『家の電力を見直す「太陽光生活」手応え』が掲載

※こちらの記事には、当研究所の「3.11後のエネルギー戦略ペーパー」「自然エネルギー白書2011」が引用されています。

■朝日新聞(朝刊34ページ)
 「首都圏発」『家の電力を見直す「太陽光生活」手応え』
 【PDFダウンロード】[詳しくはこちら]

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【お知らせ】(社)サイエンス・メディア・センター ・SMC-Japan.orgより、飯田哲也の講演録「3.11後の原子力・エネルギー政策の方向性」公開

■(社)サイエンス・メディア・センター ・SMC-Japan.org
 公開日:2011年4月8日
 【コンテンツ】
   はじめに:福島第一原発の現状
   1.原発震災の出口戦略
   2.原発震災の教訓化戦略と原子力安全行政の刷新戦略
   3.原子力・エネルギー政策の転換戦略
   4.緊急エネルギー投資戦略
   [詳しくはこちら]

(以下、一部再掲)

◇はじめに. 福島第一原発の現状

 原子力の仕事をしていたのは20年前です。原子炉本体ではなく、放射性物質の管理をしていました。福島第一原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設の規則作りに関わり、その後、申請者側として設計と安全許認可を担当しました。

 イントロダクションとして、今の事故をどう見ているかお話します。

 今起きている事故は、間違いなく世界史に残る最悪事故の一つであるということは共通認識だと思います。フランス、オーストリアから、既に放出され た放射性物質がチェルノブイリの数10%と指摘してされていますし、スティーブン・チュー(米国エネルギー省長官)がニューヨークタイムズに語ったところ によると、シミュレーションコードに基づいて原子炉の中でメルトダウンが起きている様子を語っています。

 日本では、そういう評価を全くやっていませんが、メルトダウンの様子をシミュレーションするコード(アメリカではセーフティーコードと呼ぶ)を、 アメリカなどいくつかの国では持っていて、出てくる核種からも、メルトダウンは間違いないと評価しているのです。また、格納容器と圧力容器が1、2、3号 機で破損しているだろうということも相当確からしいです。

 このあたりは、京大の小出さん(小出裕章氏:京都大学原子炉実験所)とか後藤さん(後藤政志氏:元東芝原子炉設計者)が詳しく解説されています。

 私の本題は、そこから後です。現時点で、これまでとってきた対応が常に後手後手で、その場しのぎで、より深刻な状態になって、泥縄式に対応すると いうのが見受けられます。朝日の論座1997年の2月号で始めて活字になった「原子力ムラ」、私が名付け親なんですが、の無策、無能、無責任な構造に加え て、官邸主導と、当事者意識と当事者能力のない原子力保安院と東電の3つのリーダーシップの混乱がこの現状まで悪化させてきたのだと思っています。

 現時点で汚染水の処理が最大の課題になっていますが、タンカーなどであれが完全に処理できたとして、そのあと通電したとしても、中の核分裂生成物 が相当程度に出ている状況において、一次冷却水の閉じ込めを復旧するような溶接とかポンプの取り替えもしなきゃいけないとなると、水で冷却する閉じ込め機 能に戻していくというのは、早い段階であきらめた方がいいんじゃないかと思います。

 放水をしながら注水をしながら汚染水の処理を続けていくというのは、短期的にはそれは避けられないことではあるのですが、それを優先的にやってい くと、作業員の被ばく総量を、個人・集団ともに、いたずらに増やしてしまうだけです。出口戦略側に早急に移らなくてはいけません。

 今日はそこを含め、二度と悲劇を繰り返さないための戦略を提言します。(カッコ内SMC注記)[詳しくはこちら]“”

【お知らせ】エコレゾウェブ:飯田哲也×小林武史 緊急会議(4)「新しい時代へ向かう意思表示を」

■エコレゾウェブ
 緊急企画「LOVE CHECK/energy – 今だからこそ、のエネルギーのこと-」
 飯田哲也×小林武史 緊急会議(4)「新しい時代へ向かう意思表示を」
 対談日:2011年3月29日
 [詳しくはこちら] [3時間に及んだ対談を4回に分けて全文掲載! 4/4回]

(以下、再掲)

今までになく、エネルギー問題を身近な出来事として考えざるをえない今。国や企業など誰かに任せてしまうのではなく、一人ひとりに意思表示をして欲しい、それがより良い未来へのシフトに繋がると飯田さんは言う。(対談日:2011年3月29日)[詳しくはこちら] ””

【お知らせ】エコレゾウェブ:飯田哲也×小林武史 緊急会議(3)「僕らは今、何をすればいい?」

■エコレゾウェブ
 緊急企画「LOVE CHECK/energy – 今だからこそ、のエネルギーのこと-」
 飯田哲也×小林武史 緊急会議(3)「僕らは今、何をすればいい?」
 対談日:2011年3月29日
 [詳しくはこちら] [3時間に及んだ対談を4回に分けて全文掲載! 3/4回]

(以下、再掲)

放射能をどれだけ警戒すればいいの? いつまでどこまで節電すればいいの? 何が起きているのか、本当のところが分からずに混乱している今、具体的な状況と対策についてを飯田さんに聞いた。(対談日:2011年3月29日)[詳しくはこちら]“”

【メディア掲載】エコレゾウェブ:飯田哲也×小林武史 緊急会議(2)「なぜ原子力を選んだのか?」

■エコレゾウェブ
 緊急企画「LOVE CHECK/energy – 今だからこそ、のエネルギーのこと-」
 飯田哲也×小林武史 緊急会議(2)「なぜ原子力を選んだのか?」
 対談日:2011年3月29日
 [詳しくはこちら] [3時間に及んだ対談を4回に分けて全文掲載! 2/4回]

(以下、再掲)

そもそも、どうして原子力を選んだのか? 日本はどんな仕組みで原子力発電を迎え入れたのか? 原発が推進され、自然エネルギーが推進されなかった、その””内側と外側””の事情を飯田さんに語ってもらった。(対談日:2011年3月29日)[詳しくはこちら]“”

【お知らせ】本日発売の岩波書店「世界」(2011年5月号)に、飯田哲也と鎌仲ひとみ監督の対談「自然エネルギーの社会へ再起しよう」が掲載

■岩波書店「世界」(2011年5月号/第817号)
 東北関東大震災・原発災害 特別編集「生きよう!」
  Ⅱ 福島原発炉心溶融事故と放射能汚染 ──何が起きたのか──
 発売日:2011年4月08日
 定価 840 円(本体800 円)
 ISSN 0582-4532/雑誌 05501-05
 [詳しくはこちら]“”

【メディア掲載】エコレゾウェブ:飯田哲也×小林武史 緊急会議(1)「エネルギーの世代交代」

■エコレゾウェブ
 緊急企画「LOVE CHECK/energy – 今だからこそ、のエネルギーのこと-」
 飯田哲也×小林武史 緊急会議(1)「エネルギーの世代交代」
 対談日:2011年3月29日
 [詳しくはこちら] [3時間に及んだ対談を4回に分けて全文掲載! 1/4回]

(以下、再掲)

緊急会議の第三弾は小林武史×飯田哲也。かつては原子力を開発する側だった飯田さんの視点で、日本の原発問題とこれからのエネルギー政策についてを語ってもらった。3時間に及んだ対談を4回に分けて全文掲載![詳しくはこちら]“”

【メディア掲載】オルタナ:NPOらが自然エネで被災地支援(つながり・ぬくもりプロジェクト)

■環境とCSRと志のビジネス誌「オルタナ」
 「NPOらが自然エネで被災地を支援」
 掲載日:2011年4月06日
【掲載記事】[詳しくはこちら]“”

【お知らせ】4/7(木)18:45~19:45、東京FM タイムライン「60分でわかる今日のニュースと考えるヒント」に飯田哲也が出演

■東京FM
 タイムライン「60分でわかる今日のニュースと考えるヒント」
 伊藤洋一、飯田哲也
 2011年4月7日18:45~19:45
 [詳しくはこちら]“”

【イベント】自然エネルギーと社会的合意形成のためのフォーラム

自然エネルギーと社会的合意形成のためのフォーラム ~風力発電の開発と鳥類保全を巡って~ 開催趣旨: 持続可能な社会の構築には、自然エネルギーへの転換は、もっとも重要な必須条件となる。ところが、小規模分散型の自然エネルギーは、大規模集中型の原子力発電や石炭火…続きを読む