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【国会エネ調】国会エネルギー調査会(準備会)第45回

 

■概要
固定価格買取制度(FIT)を契機に各地で導入が進む再生可能エネルギーに逆風です。九州電力など電力5社が再エネの系統接続申込みへの回答を保留、新規参入の事業者はもちろん、福島をはじめ再エネを震災復興や地域振興の核に据える関係者の間に戸惑いが広がります。資源エネルギー庁は「系統ワーキンググループ」を新設して検討を進めていますが、原発稼働を前提にした「再エネ接続抑制」が疑われ、また、柔軟な系統運用、地域間連系線の活用、揚水発電の稼働増などの方策が尽くされていないと指摘されています。
実は、接続問題の急浮上前から、「エネルギー基本計画」具体化のため総合資源エネ調で新エネルギー小委員会が始動し、FIT見直しも俎上に上っています。再エネ特措法に基づく調達価格等算定委員会との関係を含め、原子力同様、検討の場のあり方も問われます。
「バブル」「電気料金急上昇」など印象操作がなされる中、再エネに係る適切な課題設定を示し、総理も謳う「再エネ最大限導入」を看板倒れにしないための施策を議論した。

■ 日程・テーマ等
<日時>
2014年11月18日(火) 16:00~18:00
<場所>
参議院議員会館 101会議室(1階)
<共催>
原発ゼロの会、国会エネルギー調査会準備会有識者チーム
<テーマ>
再エネにブレーキではなくアクセルを〜FIT見直し論議と接続「保留」問題〜
<プログラム>
論点整理と問題提起
提起:固定価格買取制度(FIT)や系統接続問題の真の論点とは
環境エネルギー政策研究所(ISEP)、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議、ほか有識者・関係者
説明:エネ調新エネ小委、系統WG等における検討状況等について(資源エネルギー庁)
討議・意見交換:出席国会議員、有識者を交えて
・出席予定者
国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会準備会有識者チームメンバー

■映像・資料公開
資料・動画はこちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/10023)からご覧いただけます。

■リンク
→プレスリリース本文(Web)はこちら
→国会エネルギー調査会準備会についてはこちら

※国会エネルギー調査会(準備会)は独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催しています。