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【プレスリリース】「国会エネルギー調査会準備会」(第26回)の開催について

 

第26回では、原発から出る「核のごみ」の最終処分問題を考えます。
現行政策は、使用済み核燃料を含む高レベル放射性廃棄物を地中に廃棄することとしていますが、その処分場確保は白紙状態のままとなっています。日本学術会議は昨年9月、この現行政策の抜本的見直しを求め、廃棄物の総量規制の導入や数十~数百年間の暫定的保管を提言しました。同提言をうけて原子力委員会は昨年12月、政府の取り組みを再構築すべきとの見解を提示しています。それらをうけて政府は5月28日、約3年半ぶりに有識者会合における議論を再開させたところです。
この問題は脱原発か否かにかかわらず正面から議論すべき待ったなしの課題であると捉え、多くの国会議員や有識者で議論を深められればと考えております。

マスコミおよび一般の皆様のご参加をお待ちしております。

■ 日程・テーマ等

* 日時  2013年6月4日(火) 16:00~18:00
* 場所  衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催  原発ゼロの会 / 国会エネルギー調査会準備会有識者チーム

* テーマ 原発の「核のごみ」最終処分を考える

日本学術会議の提言について
報告: 今田高俊(日本学術会議、東京工業大学大学院教授)

原子力委員会の見解について
報告: 鈴木達治郎(原子力委員会委員長代理)

政府方針について(資源エネルギー庁、原子力規制庁より)

コメント: 植田和弘(京都大学教授)、金子勝(慶應義塾大学教授)、
伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)(予定)ほか

討議・意見交換: 出席国会議員、有識者を交えて

■ 事務局連絡先

* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(国会エネ調有識者チーム事務局)TEL:03-5942-8937

■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について

*プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは国会エネルギー調査会準備会事務局(kokkai.enecho01[@]gmail.com)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としており ます。@に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に国会エネルギー調査会準備会事務局(kokkai.enecho01[@]gmail.com)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
*なお、一般傍聴の方のご発言や拍手、ヤジはご遠慮ください。
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。

■ 国会エネルギー調査会(準備会)について

この「国会エネルギー調査会準備会」は、国会にエネルギー政策見直しを議論する場がないことを問題視し、国会エネルギー調査会準備会有識者チーム (第20回から基本問題委員会自主的分科会より改称)と原発ゼロの会の協働により自主的に継続開催しているものです。国会エネルギー調査会準備会有識者 チームは環境・エネルギー政策や原子力政策に知見や専門性を有する有識者で構成されています。「原発ゼロの会」には、現在10党・無所属の国会議員59名 が参加しており、昨年発表した政策提言骨子や原発危険度ランキングに基づき、原発ゼロ/廃炉促進や廃炉に伴う立地自治体支援のための法案も準備中です。

プレスリリース本文(Web)はこちら