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国会エネルギー調査会(準備会)第81回

日本政府の『気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018』は、世界では「将来も気温上昇が続く」、「北極海の海氷が減少している」、「熱帯低気圧の最大風速及び降雨量は増加する可能性が高い」と、また日本では「世界より速いペースで気温が上昇している」、「真夏日・猛暑日の日数が増加している」と論じ、実際、台風・豪雨・高波・土砂災害など甚大な災害が顕在化し、対策は待ったなしです。
先の国連温暖化サミットでは、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(16)が「あなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話」だと訴え、その義憤は私たちの胸に突き刺さりました。
ところが、日本の脱炭素化は遅々たる歩み。
「石炭火力は減らす方向だ」と記者質問に答えた小泉進次郎環境大臣ですが、お膝元の横須賀では東京電力と中部電力が共同設立したJERAが石炭火力発電所建設を進めています。
では、具体的にどのような方策で減らすのか。
環境省は石炭火力発電の環境影響評価でCO2増加をどう評価し、対策を打とうとしているのか。全電力事業者が加盟する「電力広域的運営推進機関(OCCTO)」(経産省所管)が各社から取りまとめた供給計画は、このまま石炭火力発電所の新設が続けば、2028年の電源構成は37%が石炭となるとしています。
政府はそれをどう是正し、脱原発と共に脱炭素化を進めるのか、徹底討論します。

日程・テーマ等

<日時>
2019年10月10日(木)16:00~18:00

<場所>
衆議院第1議員会館 国際会議室(1階)

<共催>
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム
超党派議員連盟「原発ゼロの会」

<テーマ>
このままでは2028年に石炭4割!~電源構成から考えるエネルギー・気候変動政策~

<プログラム>
問題提起:浅岡美恵氏(弁護士/気候ネットワーク代表)
説明:環境省、経済産業省
コメント:明日香壽川氏(東北大学教授)
討議・意見交換:出席国会議員、有識者を交えて

○ 出席予定者
国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー

申し込み方法

プレスおよび一般傍聴を募集します(プレス:人数制限なし、一般傍聴:25名)。プレス、一般傍聴とも定員を超えた場合はご参加いただけない場合があります。国会エネルギー調査会(準備会)事務局の傍聴申込みフォーム(http://goo.gl/forms/XrL26HF3EE)にてお申込みください。(※フォームで記入ができない場合はお問い合わせのアドレスまでご連絡ください。)
なお、プレス及び一般傍聴の方の不規則発言や拍手、ヤジ等は議事進行に妨げが出る場合もございますので、禁止とさせていただいております。ご了承ください。

映像・資料公開

資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

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  • 国会エネルギー調査会(準備会)についてはこちら