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国会エネルギー調査会(準備会)第68回

1月10日、小泉純一郎元首相ら原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)が記者会見を開き、原発ゼロ・自然エネルギー推進基本法案の骨子案を公表。原自連の法案では原発を即ゼロにし、再生可能エネルギーの目標を2030年までに50%以上、2050年までに100%にする意欲的なものです。この国会では立憲民主党、希望の党など様々な政党が原発ゼロ法案の策定を目指し党内議論を始めており、原発ゼロ社会実現に向けた基本法制定への機運が高まっています。
他方で、今年6月を目処に決定されるとも言われている政府のエネルギー基本計画の動向は、各党・団体の原発ゼロ法案制定に向けた動きとは逆行するかのような議論が聞かれます。2030年の中期的な計画を基本政策分科会、2050年の長期計画をエネルギー情勢懇談会において審議されています。その中では、福島第一原発事故という未曾有の人災がまるでなかったかのように、産業界(特に電力会社)出身の委員らは原発再稼働のみならず原発のリプレイス・新増設さえも要望しています。しかし過半数の国民が原発再稼働反対であり、閉ざされた審議会の議論は世論と大きく乖離しています。
エネルギー基本計画改定や各党・団体の原発ゼロ法案の進捗状況を確認し、国民参加で原発ゼロの工程表を作るための検証を行います。

日程・テーマ等

<日時>
2018年2月22日(木)16:00〜18:00

<場所>
衆議院第1議員会館 国際会議室(1階)

<共催>
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム
超党派議員連盟「原発ゼロの会」

<テーマ>
原発ゼロの工程表はどうなる? 〜エネルギー基本計画と原発ゼロ法案を検証〜

<プログラム>

1. 説明

経済産業省資源エネルギー庁

2. 報告

立憲民主党、希望の党、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟

3. 討議・意見交換

出席国会議員、有識者を交えて

○ 出席予定者

国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会準備会有識者チームメンバー

申し込み方法

プレスおよび一般傍聴を募集します(プレス:人数制限なし、一般傍聴:25名)。プレス、一般傍聴とも定員を超えた場合はご参加いただけない場合があります。国会エネルギー調査会(準備会)事務局の傍聴申込みフォーム(http://goo.gl/forms/XrL26HF3EE)にてお申込みください。(※フォームで記入ができない場合はお問い合わせのアドレスまでご連絡ください。)
なお、プレス及び一般傍聴の方の不規則発言や拍手、ヤジ等は議事進行に妨げが出る場合もございますので、禁止とさせていただいております。ご了承ください。

映像・資料公開

資料・動画はこちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

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