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【プレスリリース】「国会エネルギー調査会」設置に向けた 「国会エネルギー調査会準備会」(第14回)の開催について

第14回では、原発比率についての「国民的議論」の取りまとめ状況と、今夏の全国の電力需給の状況を検証します。

2030年の原発比率に関する「国民的議論」では、原発ゼロの支持が多数となりました。政府は「国民的議論に関する検証会合」で分析を進め、近く決定され る「革新的エネルギー・環境戦略」に原発ゼロ目標を明記する方向とも報じられていますが、国会でも検証と議論が必要です。また、今夏の電力需給について は、最大電力が2010年夏のピークと比べて約8~16%減少し、今夏の計画停電は回避の見通しとなっています。節電効果をどう見るか、大飯原発の再稼働 は本当に必要だったのか、原発ゼロでも電気は足りるのではないか等、情報の共有と検証が必要です。

これまで基本問題委員会の委員の有志で基本問題委員会自主的分科会を開催してきましたが、今回国会でも与野党の超党派議員による「原発ゼロの会」が「国会 総合資源エネルギー調査会(仮称:国会エネ調)」の設置等を目指すことになり、並行して、両者の共同によるオープンな議論の場として「国会エネルギー調査 会準備会」を開催しています。

マスコミおよび一般の皆様のご参加をお待ちしております。

■ 日程・テーマ等

* 日時  2012年8月28日(木)16:00 − 18:00
* 場所  衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催  原発ゼロの会
総合資源エネ調基本問題委員会自主的分科会

* テーマ
原発比率の「国民的議論」の取りまとめについて
報告: 植田和弘(京都大学教授)
説明: 内閣官房(エネルギー・環境会議事務局)
今夏の電力需給状況と政府節電行動計画について
報告: 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
説明: 内閣官房、資源エネルギー庁

  • 国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心をお持ちの議員の皆さま)
  • 経産省総合資源エネ調基本問題委員有志・内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員有志
    (飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、植田和弘(京都大学教授)、伴英幸(原子力資料情報室共同代表)他)

■ 今後のテーマ

「国会エネ調準備会」では、以下のようなテーマを取り上げていきます。
* 原発再稼働と電力需給 – この夏の電力は足りるか?
* 「エネルギー政策見直し」の問題と改善方策 – 委員会運営と議論は適切か?
* 原発依存度・再生可能エネルギー・温暖化戦略等 – 2030年原発依存20%案は新増設前提?
* 「国会エネ調」設置提言と自主「国会エネ調」の継続 – 開かれた議論を国会で!

■ 事務局連絡先

* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(自主的分科会事務局)TEL:03-6382-6061

■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について

* プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研究所の担 当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@ に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。

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