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【プレスリリース】「国会エネルギー調査会」設置に向けた「国会エネルギー調査会準備会」(第9回)の開催について

9回目となる国会エネルギー調査会では、政府のエネルギー・環境会議が6月29日に決定した「エネルギー・環境に関する選択肢」を検証します。2030年の原発の割合について「0%」「15%」「20-25%」の3つを示すこの「選択肢」のあり方については、本国会エネ調の場でも多くの問題を指摘してきましたが、今後政府は「国民的議論」を進め、8月末に新たなエネルギー政策を定めます。「原発ゼロ」や使用済核燃料の「再処理ゼロ」という政策決定の実現に向け、ここ1カ月半が極めて重要な期間となります。

これまで基本問題委員会の委員の有志で基本問題委員会自主的分科会を開催してきましたが、今回国会でも与野党の超党派議員による「原発ゼロの会」が「国 会 総合資源エネルギー調査会(仮称:国会エネ調)」の設置等を目指すことになり、並行して、両者の共同によるオープンな議論の場として「国会エネルギー調査会準備会」を開催しています。

マスコミおよび一般の皆様のご参加をお待ちしております。

■ 日程・テーマ等

* 日時  2012年7月11日(水)16:00~18:00
* 場所  衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催  原発ゼロの会
総合資源エネ調基本問題委員会自主的分科会

* テーマ
政府の「エネルギー・環境に関する選択肢」を徹底検証
報告: 植田和弘(京都大学教授)、浅岡美恵(気候ネットワーク代表)、金子勝 (慶應義塾大学教授)
説明: 内閣官房(エネルギー・環境会議事務局)、内閣府(原子力政策担当)、環境省

* 出席予定者

  • 国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心をお持ちの議員の皆さま)
  • 経産省総合資源エネ調基本問題委員有志・内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員有志
    (植田和弘(京都大学教授)、浅岡美恵(気候ネットワーク代表)、金子勝(慶應義塾大学教授)他(予定))

■ 今後のテーマ

「国会エネ調準備会」では、以下のようなテーマを取り上げていきます。
* 原発再稼働と電力需給 – この夏の電力は足りるか?
* 「エネルギー政策見直し」の問題と改善方策 – 委員会運営と議論は適切か?
* 原発依存度・再生可能エネルギー・温暖化戦略等 – 2030年原発依存20%案は新増設前提?
* 「国会エネ調」設置提言と自主「国会エネ調」の継続 – 開かれた議論を国会で!

■ 事務局連絡先

* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(自主的分科会事務局)TEL:03-6382-6061

■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について

* プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研究所の担 当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@ に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。