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【プレスリリース】「国会エネルギー調査会」設置に向けた「国会エネルギー調査会準備会」(第4回)の開催について

エネルギー政策の見直しに向けた経産省(資源エネルギー庁)や内閣府(原子力委員会)の審議会等における議論がいよいよ大詰めを迎えています。それらを元にして「国民的議論」を経た結論が、「原発ゼロ」や使用済核燃料の「再処理ゼロ」につながるか、ここ1~2ヶ月が大きな分岐点となります。また、政府は「今夏の電力需給対策」を決定しましたが、原発ゼロで今夏の電力は足りるのかも継続的な検証が重要です。

これまで基本問題委員会の委員の有志で基本問題委員会自主的分科会を開催してきましたが、今回国会でも与野党の超党派議員による「原発ゼロの会」が「国会 総合資源エネルギー調査会(仮称:国会エネ調)」の設置等を目指すことになり、並行して、両者の共同によるオープンな議論の場として「国会エネルギー調査会準備会」を開催することになりました。

今回はエネルギー基本計画見直しと核燃料サイクルを中心として原子力政策について議論します。記者・マスコミおよび一般の皆さまのご参加をお待ちしております。

■ 日程・テーマ等

* 日時  2012年5月28日(月)16:00~18:00
* 場所  衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催  原発ゼロの会
総合資源エネ調基本問題委員会自主的分科会

* テーマ

  • これでいいのか?エネルギー政策見直し [報告: 河野太郎(自民党・衆議院議員)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、植田和弘(京都大学教授、需給検証委員会委員)]
  • 特別ゲスト: フランク・フォンヒッペル(プリンストン大学教授、IPFM議長)
  • 説明: 内閣府原子力委員会・新大綱策定会議事務局(予定)

* 出席予定者

  • 国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心をお持ちの議員の皆さま)
  • 経産省総合資源エネ調基本問題委員有志・内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員有志(植田和弘(京都大学経済学部教授)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、阿南久(全国消費者団体連合会事務局長)、高橋洋(富士通総研経済研究所主任研究員)、伴英幸(原子力資料情報室共同代表)他)

■ 今後のテーマ

「国会エネ調準備会」では、以下のようなテーマを取り上げていきます。
* 原発再稼働と電力需給 – この夏の電力は足りるか?
* 「エネルギー政策見直し」の問題と改善方策 – 委員会運営と議論は適切か?
* 原発依存度・再生可能エネルギー・温暖化戦略等 – 2030年原発依存20%案は新増設前提?
* 「国会エネ調」設置提言と自主「国会エネ調」の継続 – 開かれた議論を国会で!

■ 事務局連絡先

* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(自主的分科会事務局)TEL:03-6382-6061

■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について

* プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研究所の担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)なお、一般の方のご意見は時間の都合上伺うことが厳しいと思いますので、別途、用紙を配布いたしますのでそちらにご記入ください。
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。)