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【お知らせ】本日、飯田哲也が参加した、日本記者クラブの会見『シリーズ企画3・11大震災その1』の模様が動画配信(youtube)にて紹介

■日本記者クラブ
 研究テーマ:シリーズ企画「3・11大震災」
 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)ほか
 会場:10階ホール
 2011年4月5日14:00~ 15:00
 【Youtube】[詳しくはこちら]

(以下、再掲)

シリーズ「3・11大震災」の第一回として、原子力・エネルギー政策を専門とする飯田哲也さんが「二度と悲劇を繰り返さないための6戦略」を発表し、質問に答えた。福島第一原発について「チェルノブイリのような石棺封じ込め方式への転換」などの出口戦略を説明した。

≪「石棺化に早く転換するしかない」「日本の原子力技術では手に負えない。世界の科学と研究者を借りるしかない」≫
飯田哲也さんは、無策、無能、無責任の「原子力村」では対応できていないし、水による冷却もあきらめた方がいい、と述べ、「出口戦略に移るべきだ」と主張 した。その内容として①「原発震災管理官(仮称)」を任命し、指揮をとらせる②チェルノブイリ式の石棺で、崩壊熱を管理しながら閉じ込める③リアルタイム の放射能モニタリングを展開する④実測・予測データに基づき避難地域を再設定する⑤日本原子力研究開発機構(年間予算2000億円)の改廃などで、恒久的 な事故処理機関を設置する⑥東京電力の賠償責任と、原発埋蔵金である再処理積立金(3兆円)などを活用した国の補償――をあげた。石棺については、ロボッ トでできる唯一の方法であり「これしかない」と述べた。
さらに、▽浜岡原発など地震リスクに脆弱な原発の緊急停止命令を政府が出す▽原子力安全保安院など既存の””